&setouchi

【開発インタビュー】#01 岡部美代治~歳を重ねても、美しさは育てられる──肌と人生に、もう一度期待を。

肌のハリ・弾力・うるおいに着目し、年齢に応じたインナーケアで美しさを支えるというコンセプトのもと開発された、美容ドリンク「HARI DRINK premium(ハリドリンク プレミアム)」。本製品は、瀬戸内地方にゆかりのある企業やメンバーが集結した、「せとうちプロジェクト」チームによって企画・開発されました。今回は、せとうちプロジェクトのメンバーであり、開発アドバイザーとして携わった岡部美代治氏にインタビュー。「代謝」を起点とした成分設計や、継続性を支える飲みやすさの工夫、そしてこのドリンクに込めた人生観までを、岡部氏のお話から紐解いていきます。見た目だけでなく、これからの生き方に寄り添う美容ドリンク。その開発に込められた想いとは──。

ビューティサイエンティスト
岡部 美代治

山口大学文理学部理学科生物学卒業後、(株)コーセーの研究所を経て、(株)アルビオンにて商品開発・マーケティング等を担当。数多くのヒット商品を手がける。2008年4月独立し、現在は美容コンサルタントとして活動。商品開発アドバイス、美容教育アドバイスなどを行う他、講演・セミナーの依頼や雑誌取材多数。化粧品の基礎から製品化までを研究してきた経験をもとに、スキンケアを中心とした美容全般を解りやすく解説し、正しい美容情報を発信中。

美しさは、これからも育てていける。肌と人生に寄り添う美容ドリンク

ーーー今回開発アドバイザーをされた「HARI DRINK premium」の商品コンセプトについて教えてください。

今回のコアターゲットは、50代以降の方々。肌の衰えや美容に対する悩みを、深く体感している年齢層です。年齢を重ねると、見た目や雰囲気に大きな差が現れるようになります。若々しく見える方もいれば、実年齢以上に老けて見える方もいる。その違いは、日々のお手入れの積み重ねだけでなく、「これからの人生をどう生きていくか」という意識のあり方にも深く関わっていると感じています。

私自身、76歳になりましたが、肌も人生も「今できることを、あきらめずに毎日続ける」ということが何より大切だと実感しています。けれど、実際にはそれが難しい。多くの人が結果を急ぐあまり、続けることができません。しかし、信頼できるものを習慣としてコツコツ続けていれば、必ず肌は応えてくれる。私はそう確信しています。

今回開発したこの商品は、美容に対してあきらめかけている方や、期待を持ちにくくなっている方にこそ手に取ってほしい。肌は今からでも取り戻せます。単に“若返る”のではなく、歳を重ねてもアクティブに、美しく生きる。その土台を整えるサポートとして、この商品を届けたいと考えました。

 

ーーー商品名にも含まれている“ハリ”には、どのような意味が込められているのでしょうか?

加齢による肌悩みといえば、シミやシワが代表的ですが、それらを総合して「肌に元気がない」と感じさせるのが、“ハリのなさ”です。ふっくらとやわらかく、弾力のある肌は、それだけで若々しい印象を与えます。一方で、ハリというのは、自分自身で実感しにくいものでもあります。

「ハリがありますか?」と聞かれても、明確には答えられない。でも、「ハリがほしい」と感じている人は多い。つまり、必要とされている感覚でありながら、気づきにくい。そのギャップこそが、肌のハリの難しさであり、可能性だと考えています。だからこそ、ハリを追求するうえで大切にしたいのが、肌そのものだけでなく、体全体の内側に目を向けることです。

肌のハリは、「表皮」とその下にある「真皮」がしっかり支え合っていることで保たれます。みなさんがなじみのあるもので言うと、ベッドと似ています。新品のうちはシーツもパリッとしているし、マットレスにも弾力があり快適ですが、使っていくうちに少しずつ劣化してくる。それと同じように、肌の構造も年齢とともに変化していくのです。

しかし、肌とベッドの決定的な違いは、肌は“代謝”という力を持っていることです。人間の肌は、食べ物や取り入れた栄養を材料に、壊れてはつくり直すというサイクルを日々繰り返しています。つまり、代謝が整っていれば、ハリを取り戻すチャンスは常にあるということです。

今回の開発では、その「代謝を支える」ということに徹底的にこだわりました。代謝が整えば、肌にとどまらず、体全体が元気になり、表情にも自然な活力が宿ってくる。ハリは、肌だけではなく、“体全体で感じるもの”へと変わっていく。それこそが、年齢を重ねた方にこそ実感していただきたい“ハリの本質”だと、私は考えています。

体の巡りを支える処方設計。内側から、しなやかな美しさへ

ーーー「HARI DRINK premium」は、「代謝を支える」という点をポイントとして作られたとのことですが、処方設計については、どのような考え方でアドバイスをされたのでしょうか?

生物はすべて代謝によって成り立っています。特に肌のハリを維持・再生するためには、代謝ルートを活性化させることが鍵になります。日々の食事がベースではありますが、そこにプラスして、肌に良い栄養素を補助的に取り入れることで、より健やかで活力のある肌づくりにつながると考えました。

ただし、肌の変化は時間がかかるものです。実感するには1カ月ほどかかるのが一般的。とはいえ、継続して飲んでいただくためには“続けたくなる実感”も大切です。そのため、10日ほどで“なんだか元気になった”と感じられるように、体全体の代謝を後押しする栄養素の組み合わせも意識して設計しました。

今回の処方では、

  • プラセンタエキス
  • ライスパワー®︎No.103
  • ヒフワンステム®
  • フィッシュコラーゲン
  • 美肌ビタミン群

この5つの成分を中心に設計をしました。なかでも、主軸として考えたのは、「プラセンタエキス」と「ライスパワー®No.103」です。

プラセンタエキスは、商品開発を主導した森田薬品工業が70年以上も前から扱ってきた成分。(※)いわば、森田薬品工業の「命」であり、幾多の医薬品開発の中で培われた知見があるからこその、高い信頼感があります。プラセンタエキスに関しては、私自身もキャリアの初期から研究に携わることがあり、注目し続けてきた成分で、まだまだ多くの可能性を秘めていると考えています。

「ライスパワー®」は、スキンケアでは知られている成分ですが、なかでも今回は、美容ドリンクに最適なライスパワー®No.103を採用しました。発酵という工程がもたらす“代謝サポート力”に注目したのと、ライスパワー®は香川県にある「勇心酒造株式会社」が開発した独自の成分で、瀬戸内にゆかりのあるという点も、このプロジェクトの趣旨にぴったりでした。

また、主軸の成分以外にも、「ヒフワンステム®」という成分を配合したのもポイントです。ヒフワンステム®は、細胞の再生に重要な「幹細胞」を活性化させます。近年、「幹細胞」というキーワードが注目されていますが、ヒフワンステム®はオリーブから抽出された植物由来という点で安心感があるのと、瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブの名産地。この点もプロジェクトとの親和性を感じています。

そして、肌のハリといえば誰もが連想する成分である「コラーゲン」や、ビタミンB1・B2といった、肌だけでなく体全体の代謝を総合的に支えるビタミンを組み合わせた「美肌ビタミン群」など、「HARI DRINK premium」には、厳選された成分をバランスよく配合しています。

配合したい成分は山ほどありましたが、すべてを詰め込むとバランスが崩れてしまう。主役となる成分と、それを引き立てるサポート成分をどう配合するか、プロジェクトチーム一丸となって、何度も調整を重ねてようやく今の処方にたどり着きました。

※プラセンタエキスは、ビタエックス薬品工業株式会社(森田薬品工業の100%子会社)による原料を採用

日常に溶け込む“飲みやすさ”。継続を後押しする味わい設計

ーーー処方設計以外でこだわった部分は何ですか?

今回のプロジェクトにおいて、味の設計も重要な要素の一つでした。美容ドリンクは一度きりの使用ではなく、日々の習慣として継続的に飲むもの。そのためには、無理なく続けられる“飲みやすさ”が欠かせません。

私はアドバイザーとして、「続けたくなる味」や“体に届く感覚”とのバランスの大切さについて意見をお伝えしました。実際の試作は森田薬品工業の開発チームが中心となり、ターゲット層の声を反映しながら丁寧に進められています。

味わいの設計では、フルーティーでスッと飲めることを軸に、ほんのりと“効きそう”と感じられる余韻や深みを残す工夫がなされています。

おいしくて、でも美容ドリンクらしい信頼も感じられる。その絶妙なバランスこそが、毎日続けたくなる味につながっています。

“飲むことで変わる体験”を。「内外呼応型スキンケア」が導く新しい美容習慣

ーーー「HARI DRINK premium」を通じて、どのような価値をユーザーに届けたいと考えていますか?

「HARI DRINK premium」を飲むことを通じて、生活習慣そのものを見直すきっかけを提供したいです。

美容ドリンクは“飲めばOK”と思われがちですが、先ほども申し上げた通り、それだけでは本質的な美しさにはつながりません。食事や睡眠、運動といった日々の生活習慣の質を見直し、そこに美容意識を持って向き合うことで、代謝は本来の力を発揮してくれます。

だからこそ今回の商品では、「ただ飲む」のではなく、「飲むことで変わっていく体験」を届けたいと考えました。その積み重ねが習慣化へとつながり、日々の中で小さな気づきが生まれる。それが、私が届けたい美容体験です。

美容ドリンクは“イベントドリンク”のようなスポット使用が多く、「ここぞという時だけ飲む」というイメージがあるかもしれません。ですが、「HARI DRINK premium」は日常的に飲み続けることで、肌や体の変化を実感できる設計になっています。

飲むことが日々のリズムの一部となり、自分自身と向き合う時間が生まれる。それが継続のモチベーションになり、前向きな美容習慣として根づいていきます。

そのためにも、今後は“代謝”を軸とした情報発信も重要だと考えています。肌の代謝や体内循環といった考え方は、美容の根幹にあるものです。こうした基本的な知識を正しく届けていくことで、より多くの方が自分の体と丁寧に向き合えるようになると思っています。

そこでキーワードとなるのが、「内外呼応型スキンケア」です。これまで「インナーケア」や「アウターケア」といった言葉は広く使われてきましたが、内側と外側を“別々に”アプローチするのではなく、「呼応し合う」という視点が非常に重要だと考えています。

たとえば、内側からは栄養で代謝を促し、外側からはスキンケア成分で部分的にフォローする。そうした相互の働きかけによって、肌本来の力が引き出されていく。それが「内外呼応型スキンケア」の基本的な考え方です。

森田薬品工業とともに、このキーワードを軸とした新しい美容習慣のあり方を提案していきたいと思っています。

これからの美容を支える、日々の味方に

ーーー最後に、商品を手に取る方に向けて、どのような意識で取り入れていただきたいと考えていますか?

この商品には、開発に関わった一人ひとりの想いやエネルギーが込められています。処方の工夫、味わいへの配慮、製造現場での細かな調整まで、すべて日々飲み続けてもらうために丁寧に積み重ねてきたものであり、そうした想いがぎゅっと詰まっています。

だからこそ、ぜひ習慣の中に取り入れる際は、「ただ飲む」のではなく、この背景にある丁寧なものづくりの過程にも、少しだけ想いを巡らせていただけるとうれしいです。

美容ドリンクとしての体感はもちろんですが、日々を前向きに過ごすためのパートナーとして、長く寄り添える存在になってくれたらと願っています。